理事の平山未菜です。
緊急事態宣言が地域によって解除され
まだ油断できない状況ではありますが
少し光が見えてきた気がしますね。
新型コロナウイルスの影響で
今まで当たり前だったことが当たり前でなくなり
ネガティブな感情が高まる一方
「気づき」や「新たな形」が生まれたと感じる方もいらっしゃると思います。
私は初めての出産を控えているのですが
当たり前に考えていたこと
思い描いていたことができない状況になり
心がざわついたり、色々な想いでここ数ヶ月を過ごしてきました。
経過が順調なら、
普通にできると思っていた立ち会い分娩
家族や友人との面会。
それが出来なくなったと言われた時は
仕方ないと分かっていても、産めるだけ幸せでも
しばらくやり場のない思いでした。
そんな中、少しでも妊婦の不安を和らげたいという
助産師さんの取り組み
先輩ママからのメッセージ
同じように面会ができない入院中の患者や介護施設の入居者の存在
そのような状況で少しでも希望に寄り添おうと努力してくれる
医療スタッフの存在などのおかげで、やり場のない思いは和らぎました。
今は一緒に頑張ってくれる赤ちゃんの存在がとても心強く
私を支えてくれていることに感謝しています。
人によって、背景や悩みはそれぞれですが
「寄り添おうとする気持ち」が人の心を楽にすることを改めて感じました。
また、色々な意味で、「当たり前」「普通」が
本当にそうなのかと考えるきっかけになりました。
医療者として、セラピストとして、人として
そんな気持ちを大切にしていきたいです。
このような社会情勢でネガティブな気持ちが大きくなりがちですが
今だからこそ気づく「大切なこと」「幸せ」があります。
そんな気づきを大切に、プラスの力に変えていきましょう。
理事 平山